協働ロボの導入料金をクレジット分割払いに、TRM

サービス・商品協働ロボットのレンタルや販売、導入支援サービスを展開する高島ロボットマーケティング（TRM、東京都千代田区）は2月28日、ロボットや周辺機器の料金支払いをクレジット分割払いで行える新サービス「ROBOクレ」をこのほど開始したと発表した。SMBCファイナンスサービス（同江東区）との連携によるサービスだ。

それによると、人手不足で協働ロボットをはじめとした自動化ニーズが高まるなかで、ロボットを購入しようにも「まとまった資金がない」「毎月の人件費と同じ程度の経費で自動化したい」といった声が中小企業から出ていた。分割払いの設定はそうした声に応えるもので、「人を雇うように月々の支払いで購入できる」ことをうたっている。

▲ROBOクレの仕組み（クリックで拡大、出所：高島ロボットマーケティング）

クレジット手数料は、実質年率2.94～3.42％。支払いは最大72回（6年間）まで分割可能。ロボット本体のほかに周辺機器も含めた一式でも利用でき、審査は一両日中に完了するという。TRMはこのほか、ロボットのレンタルも手掛けており、多様な導入方法が選択できることをアピールしている。

同社はまた、協働ロボットを対象とした技術研修サービス「ROBOティーチ」も2022年11月から行っている。「社内に協働ロボットを理解した人材が不足している」と悩む経営者らに利用を呼び掛けている。技術者が受講側の企業を訪問する。3日間コースだが、要望次第で研修内容や日数は調整できる。

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LOGISTICS TODAY編集部
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