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商船三井、豪航路で鉱石船のCO2オフセット|短報

2023年3月9日 (木)

環境・CSR商船三井は9日、鉄鋼大手の神戸製鋼所と共同で、豪州から日本への鉄鉱石の海上輸送で発生したCO2排出量を、外部から購入したカーボンクレジットでオフセット(相殺)したと発表した。

▲鉄鉱石専用輸送船「神山丸」(出所:商船三井)

カーボンオフセットの対象は、ケープサイズバルカー「神山丸」(しんざんまる)で神鋼の加古川製鉄所(兵庫県加古川市)を出港し、豪州の港で鉄鉱石を積んだ後、同製鉄所に戻って荷揚げするまでの往復6週間の航海だ。この航海で排出したCO2量は、燃料油の製造からの全過程で2875トンと算出された。それを相殺したカーボンクレジット数量は2933トン。インドネシア・カリマンタン島の泥炭湿地林保護プロジェクトで2018年に創出されたクレジットで、国際団体の認証を受けている。クレジットは商船三井が購入した。購入金額は非公表としている。

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