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国交省、カートンケースの標準化マニュアルを公表

2010年10月15日 (金)

行政・団体国土交通省は15日、コールドチェーン効率化の一環として、カートンケースの標準化案、標準化のメリット、推進手順などを報告書にまとめる、カートンケースの標準化の推進に関するマニュアルを作成、調査結果とともに公表した。

 

冷蔵・冷凍貨物のサイズの多様化により、T11(1100ミリメートル×1100ミリメートル)、T12(1200ミリメートル×1000ミリメートル)パレットへ冷蔵・冷凍貨物を梱包したカートンケースを積み付けた際に不要な空間が生じたり、逆にはみ出しが生じたりしており、汚破損リスクや保管・輸送の非効率が生じる一因となっていることから、容積当たりの輸配送効率・保管効率の向上、汚破損リスク低減による廃棄量の減少、貨物の品質維持を目的に、効率的な規格を研究したもの。

 

カートンケースの標準化案については、現在使用されている数百種類のカートンケースや商品のサイズを考慮した上で、T-11、T-12パレットにカートンケースを積み付けた際にどちらのパレットでもパレットの底面利用率が87%以上となるようなカートンケースの規格を13種類作成した。

 

また、カートンケースの標準化を検証するために水産事業者、加工食品卸事業者を対象にヒアリング調査を実施するとともに、水産事業者を対象に10品目について13種類の標準化案の中から現状に近い規格を選択し、T12パレットへの積み付けの実証実験を実施した結果、改善前と改善後で比較。この結果、平均で底面利用率が23%、容積利用率が17%向上した。

 

こうしたカートンケースの標準化の効果を荷主、物流事業者別、工程別に整理するとともに、準備から定着までの標準化推進手順を作成した。今後、年度内にカートンケースの標準化の効果に関する調査を関東運輸局も実施する。

 

■調査結果
コールドチェーンの効率化の推進に関する調査に関する報告書
http://www.mlit.go.jp/common/000121913.pdf

 

■マニュアル
カートンケースの標準化推進マニュアル
http://www.mlit.go.jp/common/000121914.pdf