世界の貨物ブローカー売上高、31年には12兆円に

調査・データ米調査会社のReport Ocean（レポートオーシャン）はこのほど、世界の貨物ブローカー市場の売上高が、2022年から2031年までに年平均6.3%のペースで成長し、2031年までに908億米ドル（約12兆2400億円）に達するとの最新予測を発表した。

貨物ブローカーは、貿易貨物の輸出入の通関手続きを荷主に代わって行う事業者。レポートオーシャンでは、市場拡大の背景として、世界各地での輸送需要の増大を挙げている。また、国際貿易活動の増加、電子商取引分野の拡大、航空貨物混載サービス人気の高まりも市場の成長を加速する。

地域別では、アジア太平洋地域が、売上高で市場を支配すると予測。同地域でアウトソーシング・ロジスティクス・サービス利用の広がりが要因の1つになると分析する。さらに、物流インフラ拡充に対する政府の強力な支援も、市場の成長を後押しする。

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LOGISTICS TODAY編集部
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