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ニッコンHD決算、業務量回復などで売り上げが増加

2023年5月12日 (金)

ロジスティクスニッコンホールディングス(HD)が12日発表した、2023年3月期の通期連結決算は、売上高が前期比7%増の2120億7100万円、営業利益が0.3%増の195億8000万円、最終利益は8%増の159億1300万円だった。

業務量の回復などで売り上げが増加した。営業利益は、様々なコスト増があったものの増益を確保した。運送事業は、貨物取扱量の回復などで、売上高が7.1%増の967億4400万円となった。営業利益は、12.5%増の50億6200万円で、燃料価格の高騰はあったものの増収効果などで増益だった。

倉庫事業は、国内外で継続的に行ってきた倉庫の新増設効果などで保管貨物量が増加し、売上高は9%増の377億2900万円、営業利益は、増収効果などで、4.6%増の84億2200万円となった。梱包(こんぽう)事業については、業務量の回復などを受け、売上高は11.8%増の495億9100万円だった。営業利益は、増収効果などで27.8%増の30億800万円の増益となった。

24年3月期の通期業績は、売上高が8.5%増の2300億円、営業利益が12.4%増の220億円、最終利益は0.5%増の160億円を見込んでいる。

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LOGISTICS TODAY編集部
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