財務・人事サンリツは5日に発表した決算説明資料のなかで、今後の取り組み方針を示した。
国内事業では収益性向上のため精密機器、医療機器のソリューション提案の強化を継続して実施。中長期的な事業基盤の安定を見据え、成田事業所の拡大プロジェクトを推進する。海外事業では米国西海岸に新設した倉庫の安定稼働を図り、米国や中国のみならず、欧州や東南アジアにも業容拡大のための施策を検討する。
事業運営では人的資本への投資を積極的に行い、人材の確保および育成に注力することに加え、働きがいのある職場の実現を目指す。物流DX(デジタルトランスフォーメーション)では省人化、省力化を目的とし、より推進していくことで事業基盤の強化を図る。
国内経済の先行きが不透明なことや、積極的な人材確保の実施により、今期は減益の見通し。2024年3月期の通期業績は、売上高が前期比0.8%増の205億円、営業利益が同11.7%減の9億円、最終利益が42.9%減の5億6000万円と予想している。
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