新人研修で｢失敗談｣伝える、ダイワコーポ

▲和く和くプロジェクトの様子（出所：ダイワコーポレーション）

ロジスティクス倉庫業などを手がけるダイワコーポレーション（東京都品川区）は13日、若手社員を対象に社長直下の採用プロジェクト「和く和く（わくわく）プロジェクト」として、5月24日に実施した新入社員研修の内容を公表した。

同プロジェクトは、入社2年目から4年目までの若手社員が新卒採用を行う。2016年卒採用（14年度）より始まり、昨年8月からは9代目が活動している。学生と年齢の近い社員が会社説明を行うことで、身近に感じてもらい、企業とのミスマッチを防ぐことを目的としている。

今回の新入社員研修では、7月から本配属になる新入社員9人に対して、先輩社員が実際に困った事や悩んだ事について講義を実施した。具体的には、「報連相の優先順位や伝え方を考える」「分からないことを放置しない」「毎日の業務で常により良い方法を模索する」ことなどを、実際の経験談を交えながら教えた。

また、倉庫管理業務は同じ業務の繰り返しが多いため、マンネリ化してモチベーションが下がりやすい。しかし、「自分の意志や仕事への考え方、取り組み方がモチベーションを左右する」ということ伝授した。新入社員からは「チームの大切さや仕事の達成感を味わえた」「営業所研修の前に不安なことが解消された」などの声が上がった。

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LOGISTICS TODAY編集部
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