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京セラ工場の物流部門がMOVO導入、配送手配を改善

2023年6月27日 (火)

拠点・施設HAKOBU(ハコブ、東京都新宿区)は27日、京セラ鹿児島川内工場の物流部門が、配送案件管理サービス「MOVO Vista」(ムーオ・ヴィスタ)を導入し、トラック輸送にかかる業務工数を60%削減したと発表した。

▲京セラ鹿児島川内工場(出所:ハコブ)

ムーオ・ヴィスタは、荷主企業・元請企業・運送会社の企業間をつなぎ、配送案件の管理を援助する物流DXツールで、一連のコミュニケーションをオンラインで行うことで、契約の書面化や電子化が可能になる。電話・FAX・メールでのやりとりが不要になり、業務の効率化や業務の属人化の解消に貢献する。

京セラ物流部門は、資材品調達の入荷から製造工程間での輸送・在庫保管・出荷梱包などを担っており、工場と協力会社への輸送手段には定期便と月に1800便のチャーター便がある。チャーター便の手配依頼は、各製造部門それぞれから物流部門に電話があり、その内容をもとに物流部門から運送会社へ対応の可否を確認し、輸送可能な場合は、依頼書を作成して運送会社に送付するというフローを4名で行っており、業務時間の4分の1を占めていた。

ムーオ・ヴィスタの導入によって、製造部門から直接運送会社に依頼できるようになるだけでなく、ムーオ・ヴィスタに履歴が残り、手配状況が確認できるようになった結果、物流部門でのトラックの手配業務の作業工数を60%削減できた。また、以前は紙で行っていた業務の引継ぎも、画面で共有できるようになり、急な欠勤があった際にもスムーズに業務を回せるようになったという。

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LOGISTICS TODAY編集部
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