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商船三井、イネオスと新造LNG船2隻の定期用船契約

2023年6月28日 (水)

ロジスティクス商船三井は28日、100%出資子会社を通じて、英大手化学メーカーのINEOS(イネオス)グループの子会社、INEOS Energy Trading Ltd(イネオスエナジー)と、新造のLNG(液化天然ガス)船2隻の定期用船契約を締結したと発表した。

新造LNG船は、全長が294.9メートル、船幅46.4メートル。韓国のハンファオーシャンのコジェ造船所で建造し、2027年に竣工後、イネオス向けのLNG輸送に従事する予定。

燃料消費効率を改善したマンエナジーソリューションズ製の最新型エンジン「ME-GA」、海水で船体抵抗を低減する空気潤滑システム、運航効率を高める軸発電機を搭載しており、従来のLNG船と比べGHG排出量を削減する環境配慮の仕様を採用した。

イネオスエナジーは、世界最大のエタン船オペレーターで、米国から欧州、アジアへのガス輸送で豊富な経験を持つ。今回、LNG事業に初めて進出する。

商船三井では、今回の定期用船契約締結を通じて、欧州地域でのイネオスとのパートナーシップを結び、LNGに限らず様々な事業分野で連携。相互にとって有益なビジネス関係を構築しつつ、LNG輸送サービスの提供に積極的に取り組む方針。

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LOGISTICS TODAY編集部
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