ムーボ・ヴィスタ、請求書発行機能を追加

サービス・商品HAKOBU（ハコブ、東京都新宿区）は28日、配送案件管理サービス「MOVO Vista」（ムーボ・ヴィスタ）に、「請求書発行機能」を追加したと発表した。今回実装された請求書発行機能では、ムーボ・ヴィスタ上の実績データから、請求書をワンボタンで作成・発行ができ、請求締め処理の負担を軽減する。

ムーボ・ヴィスタでは、料金マスタや依頼主ごとの締め処理のルール設定（積日基準・月末締めなど）、請求書発行マスタの活用が可能で、約1分で請求書を発行できるという。さらにことし10月1日より開始されるインボイス制度に対応した適格請求書を短時間で発行できる。

また、ムーボ・ヴィスタで発行した請求書は、ムーボ・ヴィスタ上の日々の配送案件データと紐づけられるため、依頼主と依頼先間での請求データの突合作業が不要になる。

同社によると企業間物流の領域では、トラック配送の手続きが電話やFAXで行われており、運送実績は依頼主と依頼先が表計算ソフトや紙媒体で管理するのが一般的。月次の請求処理が複雑化し、依頼主・依頼先双方にとって負担が大きくなっている。加えて、依頼先ごとに請求書や明細データのフォーマットが異なることや、記録ミスによって依頼主と依頼先の間で実績データに差分が発生することも課題となっている。

ムーボ・ヴィスタでは、荷主企業・元請企業・運送会社における企業間の輸配送案件管理や請求作業をデジタル化でき、物流全体の可視化・最適化が可能になる。トラックの手配や運賃・高速代などの実績データを、依頼主と依頼先でクラウド上で共有・管理できる。

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LOGISTICS TODAY編集部
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