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日野レンジャー、プロフィア計303台リコール

2023年6月29日 (木)

行政・団体日野エンジニアリングアネックス(埼玉県日高市)は28日、緩衝装置(エアサスペンション)の不具合で、国土交通省にリコールを届け出た。停車作業用の車高降下装置を取り付けた車両において、制御回路の設計が不適切なため、車高を降下すると車高制御用ソレノイドバルブが作動し続けソレノイドコイ ルが過熱し断線することがある。そのため、車高降下状態から復元できず、走行できなくなるおそれがある。また、車高降下時にエアサスECU電源を遮断するため異常を検知し警告表示する不具合があるという。市場からの報告により判明し、改善措置として、全車両、車高制御装置に対策用電気回路を追加するとともにソレノイドバルブ を良品に交換し、全車両、車高制御装置に対策用電気回路を追加する改善措置をとる。現在、この不具合による事故の報告はない。

対象車種は、「日野レンジャー」「日野プロフィア」の2車種、計28型式。平成29年9月11日から令和3年11月21日に製造された計303台が対象となる。

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LOGISTICS TODAY編集部
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