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ウイング車部品の改善届出、ふそう他643台対象

2023年7月12日 (水)

行政・団体国土交通省は12日、部品製造パブコ(神奈川県海老名市)が改善対策を届け出たことを発表した。

不具合が報告されたのは、ウイング車の開閉用油圧ホースにおいて、製造治具の管理に不備があったため、先端に取り付けられている口金具が規定値より強く加締められているものがあり、ウイング開閉時に圧力がかかると口金具部の油圧ホースが破損、油漏れを起こし、ウイングが作動しなくなるおそれがあるというもの。市場からの報告で判明し、5件の事例報告があり、事故の報告はない。

改善対策として、全車両、油圧ホース口金具部の加締め量を測定し、加締め量が規定値から外れているものは新規油圧ホースと交換する。

対象となるのは、三菱「ふそうスーパーグレート」「ふそうファイター」「ふそうキャンター」、いすゞ「ギガ」「フォワード」「エルフ」、日野「日野プロフィア」「日野レンジャー」「日野デュトロ」、UDトラックス「クオン」「コンドル」の計11車種、全68型式。令和4年4月1日から同7月29日に製造された、計643台となる。

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LOGISTICS TODAY編集部
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