財務・人事中央倉庫が9日発表した2024年3月期第1四半期連結決算は、売上高が67億9400万円(前年同期比7%増)、営業利益が6億1100万円(同0.7%減)、最終利益は5億2700万円(3.7%減)と増収減益だった。
国内物流事業では、倉庫業で貨物保管残高は増加したものの、荷動きが低下し入出庫高が減少した。運送業は入出庫高の減少を保管外貨物輸送量の増加でカバーするなど、国内貨物取扱量が増加した。これらにより増収も営業所の開設費用が増加したことで減益となった。国際貨物事業は、通関業の取扱数量が輸出入ともに減少、梱包業の取扱量はテスパックの子会社化により増加した。テスパックの取扱高が加わったことが大きく増収増益だった。
24年3月期の通期連結業績は、売上高が前期比6.3%増の275億円、営業利益が9.1%増の23億円、最終利益が0.5%減の17億円を見込む。
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