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NXHD、想定以上の国際貨物低迷で通期下方修正

2023年8月9日 (水)

財務・人事NIPPON EXPRESSホールディングスは9日、2023年12月期の通期連結業績を下方修正した。売上高を当初予想の2兆4500億円から2兆3300億円(前期比4.9%減)に、営業利益を1050億円から840億円(同20%減)に、最終利益を720億円から550億円(23.6%減)とした。国際貨物の輸送需要が当初の想定以上に低迷したとしている。

同日発表した23年12月期第2四半期決算は、売上高が前年同期比13.1%減の1兆1319億円、営業利益が同67%減の403億8200万円、最終利益が70.7%減の254億4700万円と減収大幅減益となった。

主力のロジスティクス事業の売上高は16.4%減の9580億6200万円。航空・海上輸送の需給ひっ迫状況が緩和されたことで、国際貨物輸送で自動車や半導体、電機・電子関連などの荷動きが総じて低調に終わった。地域別では日本が11.8%減の6402億4900万円。米州が0.8%減、欧州が9.3%減ととどまったが、アジア・オセアニア圏は大幅減収となり、東アジアは37.9%減、南アジア・オセアニアが38.6%減だった。

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LOGISTICS TODAY編集部
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