ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

JR貨物1Q、売上微増も4.5億円の営業赤字に

2023年8月9日 (水)

財務・人事日本貨物鉄道(JR貨物)が9日発表した2024年3月期第1四半期決算は、売上高が前年同月比0.6%増の453億1700万円、営業損益が4億5800万円の赤字(前年同期は1億200万円の黒字)、最終利益が2.2倍の4億4600万円と増収も営業赤字となった。

主力の鉄道ロジスティクス事業の売上高は0.5%増の404億円、営業損益は32億円の赤字(前年同期は26億円の赤字)だった。コンテナは「自動車部品」が半導体不足の解消が進んで回復傾向、「農産品・青果物」は北海道や九州地区で玉ねぎが順調だったことで伸長した一方、「化学薬品および化学工業品」「食料工業品」「紙・パルプ」は前年を下回り、全体では1.8%減の減収となった。車扱は行動制限の緩和で「石油」が伸びたほか、「セメント・石灰石」も増加するなど全体で10.6%増となった。

24年3月期の通期連結業績は、売上高が前期比5.2%増の1975億円、営業損益が32億円の黒字(前期は36億円の赤字)、最終損益が12億円の黒字(同40億円の赤字)と予想。モーダルシフトの促進による輸送需要の取り込みや東京レールゲートEAST稼働の通期化が寄与し増収増益を見込む。

■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。

※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。

LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com