ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

エアバス、ベルリンで欧州向け無人機群を公開

2026年6月11日 (木)

荷主エアバス(フランス)は9日、ベルリンで開かれる国際航空宇宙展示会「ILA Berlin」で、欧州の防衛需要を想定した無人航空システム(UAS)の製品群を展示すると発表した。自律飛行技術を軸に、戦闘支援から監視、迎撃、貨物輸送まで幅広い用途を示す。物流面では、H145ヘリコプターを無人化した「U145」が、高頻度・大容量の貨物供給への活用を見込む。

(出所:エアバス)

U145は民生・軍事の双方に対応する設計で、モジュール構造により災害対応、消火、偵察、監視、空中発射型ドローンの母機などへの展開も想定する。有人機が入りにくい環境や緊急時の補給手段として、無人ヘリによる輸送能力の実用化が進む可能性がある。

展示ではこのほか、戦闘機と協調運用する無人戦闘機ファミリーとして「U760 Ravenstorm」と「U740 Valkyrie」を紹介する。Ravenstormは翼幅10メートル、全長13メートルの実物大模型を展示し、空対地攻撃、空対空防衛、電子戦に対応する構想で、2030年代前半の提供を見込む。Valkyrieはクレイトス(米国)と協力して開発し、29年までにドイツ空軍向けの運用可能な機体を目指す。

軽量戦術ドローンでは、25キロ級で最大3キロの機材を6時間搭載できる「U010 Aliaca」、同じく25キロ級で最大8キロを12-14時間搭載できる「U030 Flexrotor」、120キロ級で最大20キロの搭載に対応する「U050 Capa-X」をそろえる。さらに、複数の中型攻撃ドローンを迎撃する「U680 Bird of Prey」や、長時間滞空型の戦略監視機「U950 Eurodrone」も展示対象とした。

各機体には、AI支援型のソフトウエアを組み込んだ独自ミッションシステム「MARS」を段階的に搭載する。エアバスは有人機の「A」、ヘリコプターの「H」に続き、無人機を「U」で統一する命名体系も導入した。

■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。

※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。

LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com

LOGISTICS TODAYでは、メール会員向けに、朝刊(平日7時)・夕刊(16時)のニュースメールを配信しています。業界の最新動向に加え、物流に関わる方に役立つイベントや注目のサービス情報もお届けします。

ご登録は無料です。確かな情報を、日々の業務にぜひお役立てください。