日野1Qは2.2億円の最終赤字、国内売上は回復

財務・人事日野自動車が25日発表した、2025年3月期第1四半期決算は、売上高が前年同期比10.5％増の4110億6000万円、営業利益が同5.6倍の63億8300万円、経常利益は86.6％増の53億3400万円、最終損益は2億2200万円の赤字（前年同期は165億2400万円の赤字）と、最終赤字も損失分は大幅に縮小された。

主力事業のトラック・バスの国内売上台数は、出荷再開した大型トラックの一部車型の販売が好調で、計4.6％増の1万300台と回復傾向を示している。売上高は15.3％増の2858億9300万円で、営業損益は32億6600万円の黒字（前年同期は31億2100万円の赤字）となった。

一方で、エンジン認証不正による出荷停止の影響もあり、ASEAN（東南アジア諸国連合）を中心とした海外市場での合計売上台数は10.7％減の2万1900台と落ち込んだ。アジアでの売上高は11.8％減の1013億1900万円、営業利益は42.3％減の53億9900万円と減収減益だった。

通期業績予想は、売上高が前年比5.5％増の1兆6000億、営業損益が200億円の黒字（前年は81億円の赤字）、経常損益は100億円の黒字（同92億円の赤字）としており、最終損益は非開示としている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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