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JFEスチール、いすゞエルフに軽量キャブ適用

2023年8月22日 (火)

▲最適化の適用部位(出所:JFEスチール)

荷主JFEスチールは22日、同社の「JFEトポロジー最適化技術」が、いすゞ自動車の新型エルフのトラックの乗車部分であるキャブ設計手法として採用されたと発表した。同技術は、室内空間の最大化と車体の軽量化の両立を可能にし、商用小型貨物車への採用は初となる。

トポロジー最適化は、与えられた設計空間から、要求される性能に必要な部分を残存させ、最も効率の良いレイアウトを求めることができる解析方法で、設計空間を車体の一部として組み込んで解析するとともに、スポット接合自体を設計空間として扱うことで、車体各部への荷重伝達を車体構造に正確に反映でき、高精度な解析が可能になる。

自動車業界では、CO2排出量削減や燃費向上を目的とした車体軽量化のニーズが高まっているが、部品に使用する板の厚みが薄くなると衝突強度などの性能が低下する。JFEスチールはハイテンなどの薄く・高強度・高機能な鋼板を提供するとともに、設計手法によって自動車の軽量化を可能とする技術開発を行っている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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