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商船三井など5社、CO2大量輸送技術実証で連携

2023年8月24日 (木)

環境・CSR商船三井は23日、JX石油開発(JX)・大阪ガス・オーストラリアの研究機関Future Energy Exports CRC(FEnEx CRC)・同国の低炭素化技術の投資機関Low Emission Technology Australia(LETA)とともに、低温・低圧での液化CO2大量輸送の技術実証と、実現可能性の検証を行うための技術開発プロジェクト契約を締結したと発表した。

プロジェクトは、低温・低圧での安全で高効率な液化CO2大量輸送技術の開発を推進し、CO2排出削減が困難な産業から回収されたCO2を液化・船舶輸送、遠方でのCO2有効利用や地中貯留などにより、アジア太平洋地域のカーボンニュートラル実現を目的としたもの。

今回は、実験室レベルでの小規模検証で実証設備(圧力容器・気化設備など)を用いて、さまざまな操業条件やCO2以外の混合物質の含有条件による液化CO2の状態変化と気化への影響を実験する。また、実験結果をFEnEx CRCが開発する液化CO2の状態変化と気化に関する設計計算モデルに反映し、既存の市販ソフトウエアの設計計算に基づく予測値を検証する。加えて、ラボスケールでの実験結果を反映した設計計算モデルを実証するため、パイロットスケールでの次期プロジェクトの組成も検討する。

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LOGISTICS TODAY編集部
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