コクヨロジの倉庫が実験場に、斬新アイデア募る

（出所：コクヨロジテム）

イベントコクヨロジテム（大阪市東成区）は12日、物流倉庫に新しい独自技術を採用することを最終目的に、さまざまな企業・研究機関から革新性に富んだアイデアを募る「実験場コンテスト」を開催すると発表した。コンテスト受賞団体には同社配送センターを実験場とし、アイデアを実装実験する機会を設ける。アイデアは11月末まで募集する。

募集するのは荷役、検品、保管、出入荷などの業務に付随する倉庫内作業の簡略化や省人化などにつながる新技術開発のアイデアで、革新性の高いアイデアには「ブレイクスルー賞」を、新規性の高いアイデアには「SEEDs賞」をそれぞれ最優秀賞として1団体、それに続く団体を数に制限は設けず優秀賞として選定する。

同社は2024年問題対策としてWMS（倉庫管理システム）やバース管理システムの導入などDX（デジタルトランスフォーメーション）化に向けた取り組みを進めているが、倉庫内作業は重厚長大な製品特性から機械化・自動化が困難であるとし、コンテストをきっかけにさまざまな観点からのアイデアを取り入れることで課題解決を図ろうとしている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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