
▲コンテナ運搬船のイメージ(出所:常石造船)
荷主常石造船(広島県福山市)は3日、メタノール燃料の5900TEU型コンテナ運搬船を4隻受注したと発表した。メタノール燃料船の受注は、「KAMSARMAX AEROLINE」「TESS66 AEROLINE」に次いで3船型目、コンテナ運搬船の受注は初となる。
同社グループの建造コンテナ運搬船のなかでは最大サイズで、ホールドとデッキ上に20フィートコンテナを最大5915個、冷凍コンテナを最大1400個搭載できる。
今回受注したコンテナ運搬船は、三井E&S製の主機・メタノール焚き二元燃料エンジン「三井-MAN B&W 6G80ME-C10.5-LGIM-EGRTC」を採用。また、日本郵船グループのMTIと共同開発した、プロペラの前方に複数のフィンを取り付けることで水流を整え、推進効率を4%向上させる省エネ装置MT-FASTの搭載により、同じセグメントの重油専焼船と比較してトップクラスの積載性能と燃費性能を実現する。
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