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三井倉庫HD2Q、国際輸送単価下落などで大幅減収

2023年11月7日 (火)

財務・人事三井倉庫ホールディングス(HD)が7日発表した2024年3月期第2四半期決算は、売上高が前年同月比16.1%減の1318億6200万円、営業利益が同13.4%減の118億4300万円、最終利益が21.7%減の71億8200万円と減収減益だった。

主力の物流事業の売上高は16.6%減の1276億1600万円、営業利益は10.2%減の112億2400万円だった。在庫調整局面が継続したことから国際輸送の荷動きは低調に推移し、海上・航空運賃の単価下落が響いた。

フォワーディング業務は海上・航空運賃の単価が下落して減収減益。家電関連の物流は大型の白物家電の輸配送・設置業務が好調で取扱が増加した。そのほか、国内家電や日用品などの輸配送でトラック積載効率向上、庫内オペレーションの効率化に取り組み、コストを削減するとともに人件費や燃料費の高騰に対応した。

24年3月期の連結業績予想は前回予想から変わらず、売上高が前期比9.3%減の2730億円、営業利益が同17.2%減の215億円、最終利益が24.4%減の118億円。

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LOGISTICS TODAY編集部
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