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ヒューリック、ファーマインドと資本・業務提携

2026年7月30日 (木)

M&Aヒューリック(東京都中央区)は28日、青果物の生産・流通を手掛けるファーマインド(東京都千代田区)と資本・業務提携契約を締結し、同社株式約20%を取得して持分法適用関連会社化すると発表した。

ヒューリックは中長期経営計画(2026-2036)で掲げる「不動産の商社化」の一環として、食・農分野への事業拡大を進めている。2016年からアグリ事業に参入し、山梨県でトマト、香川県と兵庫県でイチゴを生産するほか、ベトナムでは花卉を生産・販売している。一方、気候変動や生産者の高齢化、物流人材不足、食品ロスへの対応などを背景に、青果物の調達から加工、物流、販売までを一体で担う供給基盤の重要性が高まっていることから、今回の提携に踏み切った。

ファーマインドグループは、生産・調達から海上輸送、追熟・加工、保管、陸上輸送、販売までを一貫して手掛ける青果流通事業を展開。全国13カ所の青果センターと全国規模のコールドチェーンネットワークを構築し、独自のITシステムで生産、在庫、加工、物流、販売情報を一元管理することで、高品質な青果物を安定供給している。2025年12月期の連結売上高は1187億円で、国内約1600の流通チャネルを持つほか、バナナの国内海上輸送シェアは50%以上、キウイフルーツは85%以上を占める。

提携では、食料安全保障を踏まえた青果流通プラットフォームの強化に加え、低温物流施設や加工拠点など物流不動産の共同開発を推進する。ヒューリックの不動産開発・施設運営のノウハウと、ファーマインドグループの青果流通、加工、品質管理、低温物流の知見を組み合わせ、ファーマインドグループの成長支援とヒューリックの不動産事業の発展を図る。

また、双方が持つ農業生産のネットワークや知見を活用し、国内外で大規模農業生産モデルの確立を目指す。青果流通プラットフォームの強化などを通じて、食料の持続的な供給につなげる。

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