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JALとKDDIスマートドローンが資本業務提携

2023年12月14日 (木)

ロジスティクス日本航空(JAL)は14日、KDDIスマートドローン(東京都港区)と、11月28日に業務提携契約を締結したと発表した。また、JAL、KDDI、KDDIスマートドローンの3社は同日、協業体制の構築のため資本提携契約を締結し、JALはKDDIスマートドローンが第三者割当増資により発行する株式を取得したと発表した。

同提携では、JALが有する航空運送事業の技術・知見、そしてKDDIとKDDIスマートドローンのドローンの飛行制御から空域管理までを実現する運航管理システムや通信インフラを活かし、高度なドローン活用の実現と利用拡大を図る。

一例として、安全で効率的な目視外飛行や1対多運航などの高度なドローン活用の社会実装を実現するため、ドローンの遠隔運航や空域管理に関わるシステム・サービスやドローンのフライトマネジメントに関わる研究開発およびオペレーション体制を構築する。複数地域の複数ドローンを遠隔で制御・運航することで、企業や自治体の業務効率化や緊急時の対応迅速化、同一空域内で多くのドローンが安全に飛行できる空域管理の実現を目指す。

JALとKDDIは2022年に、運航管理の体制構築やビジネスモデルの共同検討に関する基本合意書を締結し、奄美群島でドローン配送の実装に向けた取り組みや、東京都でのレベル4飛行に向けた実証実験や1対多運航を実現する共同技術開発に取り組んでいる。

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LOGISTICS TODAY編集部
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