調査・データ財務省が20日に公表した11月の貿易統計(速報)によると、輸出額は前年同月比0.2%減の8兆8196億円で、3か月ぶりのマイナス、輸入額は同11.9%減の9兆5965億円で8か月連続のマイナスとなった。差引額は7769億円のマイナスで、2か月連続の貿易赤字となった。
輸出では自動車が16.3%増と大幅に寄与し、特に米国向けが19%増、EU向けが35.8%増となった。半導体など電子部品も6.9%増加した一方で、鉄鋼や半導体など製造装置、船舶などは減少した。輸入では石炭が48%、液化天然ガスが34.1%、原祖油が11.5%とエネルギー類がそれぞれ減少した。
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