うきは市でドローン医薬品輸送実証

メディカル西久大運輸倉庫（福岡市東区）は14日、20日に「ドローンを活用した持続可能な地域づくり」協定において、トルビズオン（福岡市中央区）、福岡県うきは市とともに、ドローンとEV（電気自動車）車両を活用した医薬品配送の実証実験を行うと発表した。

同実験では、うきは市体育センターを営業所とし、集荷先薬局（オメガ薬局吉井店）へ河川上空を通りドローンによる集荷を実施し、その後、荷物を積んだドローンは営業所に着陸。人口密集地にある配送先薬局（しらかべ調剤薬局）へは、EV車両により配送先に届ける。

使用ドローンは、マルチコプター型ドローン「DJI製 M300RTK」、空路輸送2.2kmで、EVはVECTRIX製「I-Cargo」、陸路輸送は1km。

今後の展望としては、西久大運輸倉庫の支店をハブ拠点として、ドローン飛行経路の最適化を実現させ、配送モデルを薬局以外のスーパーや家電量販店、飲食店の商品に横展開することで配送頻度の拡張し、顧客敷地内にドローンポートを設置することでBtoBの集荷もドローンに置き換え配送頻度の増加を図る。

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LOGISTICS TODAY編集部
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