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商船三井、現代グロービスなどと液化水素輸送を検討

2024年2月15日 (木)

ロジスティクス商船三井は14日、豪州エネルギー大手のウッドサイドエナジーなど3社と、液化水素輸送について共同検討に参画する、と発表した。ウッドサイドエナジーや韓国の船会社大手の現代グロービスなどが2022年から進めているプロジェクトに、商船三井が加わる。

▲液化輸送船イメージ図(出所:商船三井)

脱炭素社会の実現に向けて、クリーンなエネルギーとして注目される水素の輸送手段として、液化する輸送ニーズが将来高まることが予想されている。プロジェクトでは、アジアなどで液化水素サプライチェーンの構築に向け、タンク容量8万立方m型の輸送船を前提に技術や運用面、経済性などについて検討し、30年までに建造、運航開始を目指している。

液化水素は、水素ガスの800分の1の体積で、毒性がなく安全である一方、マイナス253度まで冷却する必要があり、輸送には高い技術力が必要になる。商船三井のこれまでの液化天然ガス輸送から得た知見などが、ウッドサイドエナジーなどからの評価を得て、協力の打診があったという。

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LOGISTICS TODAY編集部
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