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富山高専、七尾市へ支援物資を輸送

2024年2月19日 (月)

ロジスティクス独立行政法人国立高等専門学校機構は16日、富山高等専門学校(富山高専、富山県富山市)が1月27日、練習船若潮丸を使用して、能登半島地震で被災した七尾市へ5トンの飲料水を輸送したことを発表した。この支援活動は、断水が続く被災地への緊急支援として行われ、練習船は早朝に出航し、七尾港矢田第一埠頭に着岸して飲料水400ケースを地元に届けた。

▲七尾港へ向かう若潮丸

本支援は、富山高専の教職員からの支援金によって購入された飲料水を使用し、さらに同校の共同研究先企業である日本システムケアからの協力も得て実施された。積込作業には、商船学科の学生有志も参加し、敦賀港から陸路で避難所に輸送する手伝いを行った。

富山高専は、2009年に富山工業高等専門学校と富山商船高等専門学校が統合して設立された。工学系、人文社会系、商船系の6学科を擁し、技術者、ビジネスパーソン、海事技術者の育成に取り組む国内有数の高等教育研究機関。今回の災害支援活動を通じて、学生教育にも生かされ、地域社会への貢献と災害対応の重要性を再認識する機会となったとしている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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