MSC、TISAXの結果で自動車産業への取り組みを証明

認証・表彰地中海海運（MSC）はTrusted Information Security Assessment Exchange（TISAX）の評価を受け、その結果を公表した最初の海運業者の一つであると発表した。TISAXは、自動車サプライチェーン全体での機密情報の安全な共有を保証し、標準化、品質保証、監査の相互承認を促進するプログラムである。この認証は、自動車とそのコンポーネントの輸送が多くの施設間で頻繁に必要とされる製造プロセス全体において重要である。

TISAXは、輸送や物流業界に特化したテストメカニズムであり、VDA-ISAカタログの業界固有の標準に基づいている。これは、情報セキュリティ対策の評価と交換に利用され、企業がビジネスパートナーを選択する際の重要な基準となっている。ドイツ自動車産業協会（VDA）によって設立され、ENX Associationによって管理される登録商標である。

TISAXを利用することで、企業は情報セキュリティステータスを共有し、EUの一般データ保護規則に従ってデータを保護できる。これにより、顧客の要件に基づいた評価の重複を避け、時間とコストを節約し、重要なデータを保護して潜在的な責任を軽減することが可能である。

地中海海運のこの取り組みは、自動車顧客と最高水準の情報セキュリティに対する同社のコミットメントを強調している。地中海海運を含め、世界80か国にある1万2500以上の拠点がTISAXラベルを取得している。

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LOGISTICS TODAY編集部
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