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シンガポールと海運の脱炭素化など議論、国交省

2024年4月22日 (月)

国際国土交通省は22日、シンガポール政府と海運面の取り組みなどについて話し合う会合が18日に開かれた、と発表した。港湾の脱炭素化や、海運でのアンモニア燃料の活用など今後、取り組むべき具体的な協力などが確認されたという。

国交省とシンガポール運輸省との間で2023年12月に、温室効果ガスの排出削減や両国間のグリーン・デジタル海運回廊の創設についての協力に関する覚書が締結された。環境面では、回廊の両端に位置する港湾関係者が連携を図り、海上輸送や港湾の脱炭素化を加速させる意義がある。デジタル面でも、輸出入のペーパーレス化を促進し、効率的な船舶の入出港や貨物の流れを目指す取り組みだ。

こうした覚書締結を踏まえて開かれた今回の会合は、シンガポールのサンテック国際展示場が会場となった。日本側は国交省海事局や港湾局が参加。シンガポール側からは、同国運輸省海事港湾局が出席した。また、港湾パートナーとして、東京都と横浜市、川崎市の各港湾局、名古屋港湾管理組合なども参加した。

会合では具体的に、両国の海事、港湾分野でのグリーン・デジタルの現状の取り組みや、グリーンデジタル海運回廊の形成に向けた今後の具体的な協力内容などについて議論されたという。

次回会合は25年に日本で開催されるという。

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LOGISTICS TODAY編集部
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