三井物産、米トラックオークション会社を買収

M&A三井物産は23日、米国でトラックオークションを手掛けるTaylor & Martin Enterprises（テイラー・アンド・マーティン）の株式を100％取得したと発表した。

同社は今回の買収によって、北米市場でのオークション会場の新設、トラック購入を促進するサービスメニューの開発を進め、同国における安定的な輸送インフラの構築を推進する。

▲Taylor & Martin Enterprises（出所：三井物産）

米国内で走行するトラックは世界でも最大規模の1億3500万台で、トラックによる長距離輸送は物流インフラの根幹を担う。三井物産は今回の買収により、米国でのバリューチェーン強化によるトラック市場の取り込みを図り、同社が取り組んできた北米自動車事業とのシナジーを創出、持続的な収益基盤の形成を図る。

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LOGISTICS TODAY編集部
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