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三井E&S、米港湾で水素燃料電池クレーンが稼働

2024年5月17日 (金)

ロジスティクス三井E&Sは16日、同社の子会社であるパセコ(アメリカ)が、米ロサンゼルス港において、水素燃料電池を搭載したラバータイヤ式門型クレーン「MITSUI-PACECO H2-ZE TRANSTAINER CRANE」(H2-ZE TRANSTAINER)の商業運転を開始したと発表した。

▲水素燃料電池駆動ラバータイヤ式門型クレーン(出所:三井E&S)

同クレーンは水素を使用することで、電動化に必要な地上給電設備への投資を節減でき、現行のオペレーションにも影響を与えない。ターミナル全体のゼロエミッション化の達成のため、ディーゼルエンジン発電機を搭載した既存機を水素駆動に改造することも可能だ。

同社は2023年に、大分工場で世界初となる水素燃料電池を搭載したH2-ZE TRANSTAINERの開発を完了し、今回のプロジェクトでは、新製造したH2-ZE TRANSTAINERを、ロサンゼルスのYusen Terminalsにおいて実際の商業荷役に投入、さらなる改良を目的として開発段階で得られたデータを検証する。

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LOGISTICS TODAY編集部
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