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リベラウェア、鉄道施設点検効率化技術をアピール

2024年6月10日 (月)

調査・データLiberaware(リベラウェア、千葉県千葉市)は10日、国土交通省の「中小企業イノベーション創出推進事業(SBIRフェーズ3基金事業)」に採択されたプロジェクト「プロジェクト・スパロウ」のコンセプトムービーを公開した。ドローン、運航管理システム、デジタルツインを活用し、鉄道施設の維持管理を効率化・省力化する技術実証を行う。

▲コンセプトムービー抜粋(出所:Liberaware)

同プロジェクトは、老朽化が進む鉄道施設の点検・保守を少人数で安全かつ効率的に行うためのもの。ドローンを用いて、鉄道施設の巡視点検や災害時の一時確認を行い、デジタルツインプラットフォームで収集した情報を分析する。これにより、安全性と生産性の向上を目指す。

鉄道業界では、設備の老朽化や自然災害の頻発による損傷が問題となっており、迅速な点検・保守が求められている。従来の点検作業は「触車」「感電」「墜落」といったリスクが伴い、現場作業員の安全が懸念されていた。Project SPARROWは、これらの課題を解決し、安全・安心な鉄道運行を支援する。

コンセプトムービーは、鉄道現場での未来像を描いており、新たな点検ソリューションとしてのドローン、運航管理システム、デジタルツインの役割を強調している。ムービー内で登場するドローンはイメージ段階のCGであり、実際の開発機体とは異なるが、鉄道インフラ点検の安全性と生産性を向上させることを目指している。

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LOGISTICS TODAY編集部
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