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郵船ロジ、東莞虎門総BLPで航空輸入貨物の取扱開始

2024年6月10日 (月)

拠点・施設郵船ロジスティクスの中国法人ユウセン・ロジスティクス(中国・シンセン)は、2024年5月から東莞虎門総合保税区(BLP)において航空輸入貨物の取り扱いを開始し、輸出入ともに香港国際空港をフィーダー船でつなげるサービス体制を構築したと発表した。

▲東莞虎門BLPの外観(出所:郵船ロジスティクス)

郵船ロジスティクスは2023年3月に東莞虎門BLPに自社CFSを開設し、香港国際空港の規制の下、航空輸出貨物をフィーダー船で香港国際空港へ輸送し、航空機に搭載するサービスを提供している。今回、同社は新たなステージに進み、東莞虎門BLP内で航空輸入貨物の取り扱いを開始した。これにより、香港国際空港に到着した貨物を直接フィーダー船で東莞虎門BLPへ輸送することで、海外からの貨物を一気通貫で東莞へ到着させるルートを確立した。航空輸入貨物の取り扱いが加わり、輸出入の双方において東莞虎門BLPを利用したサービスを提供できる体制が整った。

5月のサービス開始以降、台湾やタイからの航空輸入貨物を恒常的に取り扱っており、旺盛な需要に応えている。ビジネス環境の変化により、サプライチェーンの更なる効率化が求められる中、同社は新しい価値を創造し、顧客の選択の幅を広げるため、香港、シンセン、広州に加え東莞も、大湾区内の航空貨物物流拠点として機能を拡充させる予定だ。

大湾区は、広東省珠江デルタの9都市(広州、シンセン、珠海、佛山、東莞、中山、恵州、江門、肇慶)および香港、マカオを含む地域。

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LOGISTICS TODAY編集部
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