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ボーイング調べ、20年間で航空貨物量が3倍増に

2010年11月4日 (木)

話題ボーイングは4日、アムステルダムで開催されている「2010年国際航空貨物フォーラム/展示会」で10年から11年にかけての世界航空貨物市場予測を発表した。同社によると、今後20年間での世界の航空貨物市場は年平均5.9%で成長、29年までには全世界の航空貨物量は現在の3倍に達すると予測している。

 

全世界での航空貨物量は08年から09年にかけて初めて2年間連続で減少したが、09年8月にはアジア地域を中心に復調の兆しを見せ始め、同11月には全世界での月間航空貨物量は前年同期比でプラスとなり、10年の8月までは前年同期比で24%増とその傾向は継続している。このペースが続けば、10年終わりには貨物量のピークであった07年のレベルに達する見込み。

 

特にアジア地域の成長は著しく、アジアの航空貨物市場の成長は今後も世界市場をリードし、中国国内、アジア域内の市場はそれぞれ年率9.2%、7.9%で成長、アジアを結ぶ市場も世界平均を上回ると試算している。また、航空輸送量に大きく影響する世界の経済成長率は、今後20年間で年平均3.2%と予測している。

 

ボーイングでは今後20年間で貨物機の総機数は現在の1755機から2967機に増加すると予測。内訳は、新造機が743機、旅客機やコンビ機からの改造機が1751機で、金額にすると約1800億ドルに達すると試算している。機種別では、747型機や777型機に代表される大型貨物機の占める割合が現在の27%から最終的には33%となるという。