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JDSC、海事関連の問い合わせ対応工数を削減

2024年6月18日 (火)

サービス・商品AI(人工知能)システム開発のJDSC(東京都文京区)は17日、LLM(大規模言語モデル)を活用して海事産業の問い合わせ対応工数を97%短縮し、DX(デジタルトランスフォーメーション)と働き方改革を推進するソリューションを開発したと発表した。AWS(アマゾンウェブサービス)の生成AIサービス「Amazon Bedrock」を利用し、回答精度を30%向上させた。

同ソリューションは船舶運航管理上の課題に対応し、これまで対応に1時間かかっていた問い合わせを数分で完了させることができるという。また、15年以上の経験が必要だった専門的な内容も、経験の浅い社員でも対応できるようになるため、業務の平準化と人材活用の拡大、後継者への業務手法の引き継ぎ、知識継承に寄与する。

Amazon Bedrock上で利用できるClaude 3は、大量のデータを扱えることが特長で、速度と精度を両立させた回答を実現する。JDSCは、LLMを活用した問い合わせ工数の削減と業務効率化を他業界にも展開し、社会全体の課題解決に取り組む方針を示している。

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LOGISTICS TODAY編集部
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