環境・CSRウイングアーク1st(ウイングアークファースト、東京都港区)は17日、東和銀行が発足したTOWA脱炭素コンソーシアムで、CO2排出量可視化プラットフォーム「EcoNiPass」(エコニパス)を採用したと発表した。東和銀行が同コンソーシアム会員250社ほどにエコニパスを無償提供することで、会員企業のCO2の可視化・削減を促進する。
TOWA脱炭素コンソーシアムは、気候変動対策とエネルギーコスト削減を目的として設立された。地域の再生可能エネルギーの発電、供給、転換を支援し、中小企業、自治体、地元大学、金融機関が連携して循環型経済の実現を目指している。
エコニパスは、サプライチェーン全体のCO2排出量を集計・可視化し、削減に向けた計画立案と実行をサポートするプラットフォーム。クラウドサービス上で動作し、自動的にデータを集計するため、企業はCO2排出量の現状を把握しやすくなる。さらに、取引先の活動量を入力することで、自社以外の事業者が排出するGHG(温室効果ガス)を示すスコープ3への連携も自動的に行われ、企業全体の管理が効率化される。
同コンソーシアムでは、会員企業向けに脱炭素に関する勉強会や、エコニパスのデモンストレーションを実施し、会員の取り組みを支援している。
エコニパスの料金プランは、「標準プライマリプラン」が月額4800円(税別)、「サプライヤー向けセカンダリプラン」が月額1500円(税別)。
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