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大和ハウス、マルチ施設建つ茨城県境町と災害協定

2024年6月24日 (月)

(出所:大和ハウス工業)

国内大和ハウス工業は24日、同日、茨城県境町と災害協定を締結したと発表した。ことし4月30日に完成した大型マルチテナント型物流施設「DPL境古河」における強力となる。

DPL境古河は、首都圏中央連絡自動車道(圏央道)・境古河インターチェンジ(IC)に隣接する産業用地「境古河IC周辺地区土地区画整理事業内」に位置する。都心から50キロ圏内にあり、茨城、埼玉、千葉の県境に位置することから、関東一円への広域配送に適している。さらに、国道354号境岩井バイパス沿いに位置し、一般道と高速道へのアクセスが容易であり、圏央道を利用すると、東北自動車道・久喜白岡ジャンクションまで20キロと、東北方面と首都圏をつなぐ物流中継拠点としても利便性が高い。

施設は地上4階建て、延床面積12万6661平方メートルと巨大。災害発生時の被害を最小限にとどめるための免震システム、早期に物流事業を再開するための非常用電源を採用している。1階の床高や、主要な設備機器の設置面を想定浸水位より高く計画するなど、防災やBCPにも配慮している。

境町では、これまで局地的な豪雨や台風による洪水、地震などの災害に備え、ほかの行政機関や事業者などと災害時応援協定を締結してきた。今回、DPL境古河の完成に伴い、災害時には同施設を近隣住民の一時避難場所とすることや、避難住民のための駐車場として活用すること、支援物資の一時保管や集積場所とすることなどを定めた協定を締結した。

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LOGISTICS TODAY編集部
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