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ダイヤモンドRM、インフラファンド事業への参入

2024年7月1日 (月)

M&Aダイヤモンド・リアルティ・マネジメント(東京都千代田区)は、1日、親会社である三菱商事から丸の内インフラストラクチャーの全株式を取得し、完全子会社化したと発表した。これにより、丸の内インフラはダイヤモンド・リアルティ・マネジメントの子会社となる。

ダイヤモンド・リアルティ・マネジメントは、2004年の設立以来、物流、商業、ホテル、住宅など幅広いアセットクラスにおいて、国内私募REIT、私募ファンド、北米不動産ファンドなどの多様な商品を運用し、約1兆円規模の不動産資産を管理してきた。今回の株式取得により、三菱商事グループ内で唯一の不動産運用会社としての強みを活かし、不動産と親和性の高いインフラセクターへの事業領域拡大を図る。

近年、国内インフラ市場は、電力やガスなどのエネルギーインフラ、交通インフラに加え、データセンターや高付加価値物流施設などのデジタルインフラへの投資機会が拡大している。今回の子会社化により、ダイヤモンド・リアルティ・マネジメントは、これまで培ったファンド運用知見や業界ネットワークを丸の内インフラに注入し、両社の運用ファンドを通じて投資家に多様な商品と投資機会を提供することを目指す。

丸の内インフラストラクチャーの本社は東京都千代田区丸の内にあり、事業内容はインフラへの投資、インフラファンドの組成・運用、アドバイザリー業務、コンサルティング業務を行っている。株式はダイヤモンド・リアルティ・マネジメントが100%保有しており、代表取締役社長は松原史尚氏である。設立は2017年3月で、2024年6月末時点で役職員数は17人である。

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LOGISTICS TODAY編集部
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