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アスクル、ロングテール商品拡大へ関東に大規模拠点

2024年7月3日 (水)

財務・人事アスクルが3日発表した2024年5月期連結決算は、売上高が前年比5.6%増の4716億8200万円、営業利益が同16%増の169億5300万円、最終利益が95.6%増の191億3900万円と増収増益となった。

企業向け物流・小口貨物輸送サービスを含むロジスティクス事業では、売上高が1.6%減の85億5800万円、営業損益は1億4600万円の赤字(前年は3億2400万円の赤字)と損失を計上。それでも、ASKUL LOGIST(アスクルロジスト、東京都江東区)のグループ外の物流業務受託の売上高は前年と同水準で推移し、人件費の高騰があったものの、価格改定で収益性には改善が見られたとしている。

同社はEC(電子商取引)事業における中期経営計画の達成に向け、ロングテール商品の売上拡大を進めており、大型物流センター「AVC関西」に自動搬送ロボットを導入するなど、関西エリアの保管効率と出荷効率を向上させるための設備投資を推進。26年5月期初めには、東日本の大規模物流センターという位置付けで「ASKUL関東DC」の稼働を予定しており、ロングテール商品の在庫を集約するなどし、売上単価を向上させ、売上高に占める配送費比率の低減を図る。

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LOGISTICS TODAY編集部
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