財務・人事アスクルは18日、2025年5月期通期連結業績予想を修正し、売上高を前回予想から200億円減の4800億円、営業利益を同40億円減の140億円、経常利益を40億円減の137億円、最終利益を27億円減の85億円へ下方修正した。
売上高が期初計画よりも減少する見込みであり、利益もそれに伴い減少すると見込んだ。26年5月期の期初に稼働を予定している物流センター「ASKUL関東DC」稼働後は、配送効率向上により中長期での収益力強化につなげるとしている。
同日発表した第3四半期決算は、売上高が前年同期比2.5%増の3588億3300万円、営業利益が同21.6%減の98億100万円、最終利益が62.2%減の61億1000万円と増収減益だった。
ロジスティクス事業は、セグメント売上高58億7500万円(6.2%減)、営業損失1億8100万円(前年同期は営業損失1億1500万円)となった。ASKUL LOGISTの同社グループ外の物流業務受託の売上高は減収となり、サービス価格の見直しや生産性の向上などにより採算性の改善を進めたものの、減収を吸収するには至らず減益となった。
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