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米PCI、新規拠点の人材確保に80万ドル巨額投資

2024年7月3日 (水)

国際国際郵便センター(アメリカ、PCI)は1日、インディアナ州ブラウンズバーグに新たに開設する施設の稼働に先立ち、大規模な採用計画を発表した。この新施設は、同社の物流ネットワークを強化し、地域経済に貢献することを目的としている。

新施設は、およそ3万平方メートルの広さを誇り、最新の倉庫管理システムや自動化技術を導入する予定である。この施設により、在庫管理の精度向上や出荷作業の効率化が図られ、顧客への迅速なサービス提供が実現する。国際郵便センターは、この新施設の稼働に伴い、初年度におよそ200人の新規雇用を創出する計画であり、新たに採用される従業員は、倉庫業務、運送管理、顧客サービスなど多岐にわたる役割を担うことになる。採用のためのインセンティブの用意をするため、80万ドル(130億円)の投資を行う。

国際郵便センターのCEOであるジョン・スミス氏は、「ブラウンズバーグ新施設の開設は、当社の成長戦略で重要なマイルストーンである。この地域でのプレゼンスを強化し、より多くの顧客に高品質な物流サービスを提供できる」とコメントしている。また、「新施設は最新の技術と設備を備えており、効率的な業務運営が可能となる」とも述べている。

新施設は環境への配慮も重要なテーマとして掲げられており、エネルギー効率の高い設備や再生可能エネルギーの活用が計画されている。例えば、太陽光発電システムの導入や、廃棄物のリサイクルプログラムが実施される予定である。これにより、持続可能な物流運営が追求される。

今回の採用計画は、地域の労働市場にとっても大きな意味を持つ。国際郵便センターは、地元の教育機関や職業訓練プログラムと連携し、必要なスキルを持った人材の育成にも力を入れている。これにより、新規雇用者が速やかに業務に適応し、高いパフォーマンスを発揮できる環境を整えることを目指している。

新施設の開設は2024年10月を予定しており、現在、建設工事が順調に進行中である。