定期点検整備未実施などで旭葉（北海道）に事業停止

行政・団体北海道運輸局は22日、トラック事業者の旭葉（北海道旭川市）の営業所（鷹栖町）に対して事業停止を含む行政処分を下したと発表した。

法令違反の疑いから同営業所に監査を実施したところ、定期点検整備の複数回の未実施や点呼記録改ざんなど、14件の違反を確認。これにより、3日間の事業停止に加え、延べ240日の車両停止、文書警告、輸送の安全確保命令を下した。違反点数は28点。

確認された違反は以下の通り。

違反疾病、疲労等のおそれのある乗務員を乗務させたこと▽定期点検整備を実施していなかったこと（2回）▽定期点検整備を実施していなかったこと（3回）▽整備管理者に研修を受講させていなかったこと▽点呼の一部が実施されていなかったこと▽点呼の記録の記載事項等に不備があったこと▽点呼の記録の改ざん・不実記載があったこと▽運転者台帳の作成のないものがあったこと▽運転者台帳の記載事項等に不備があったこと▽指導監督告示に基づく運転者に対する指導及び監督が不適切であったこと▽運転者に対する指導及び監督の記録のないものがあったこと▽特定運転者に対する適性診断を受診させていなかったこと▽運行管理者に講習を受講させていなかったこと▽運行管理者の補助者の要件を満たしていないものを補助者として選任していたこと

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LOGISTICS TODAY編集部
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