
▲自動車専用船のイメージ(出所:ダイハツディーゼル)
環境・CSRダイハツディーゼル(大阪市北区)は22日、日本郵船とシンガポールの非営利団体Global Centre for Maritime Decarbonization(GCMD)が共同で実施するプロジェクト「プロジェクトLOTUS」に参画すると発表した。ダイハツディーゼル製舶用機関のバイオ燃料の長期使用に関するリスク評価に加わる。
同プロジェクトでは、自動車専用船へ搭載しているダイハツディーゼル製発電用機関に植物油・廃食油などの油脂類とメタノールからエステル交換反応によって生成するバイオ燃料(FAME)と低硫黄重油(VLSFO)の混合油を、6か月にわたって連続使用し、機関への影響について技術的な評価を行い、適正なメンテナンス方法の確認などを行う。
バイオ燃料は既存の舶用機関や燃料供給設備をそのまま利用できるため、重油からゼロエミッション燃料への過渡期において温室効果ガス(GHG)の排出を削減する有力な手段とされている。
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