環境・CSRNEXCO中日本と日本電気はこのほど、除雪車の梯団走行の自動運転化に向けて、新東名高速道路(新東名)の建設中区間で実証実験を実施すると発表した。除雪車の梯団走行は、複数の車両が横に展開して走行することで、複数の車線を効率よく除雪するもの。
同実験の第一段階として、平坦路(南紀白浜空港旧滑走路)で隊列走行から梯団展開と梯団収束の実証実験を行い、第二段階では、勾配がある曲路(アネスト岩田、ターンパイク箱根)において同様の実験を実施した。今回の第三段階は、除雪車を想定した実験車両が勾配や曲路がある、新東名建設中区間(延長約2.8キロの走路)で、インターチェンジランプからの本線合流や事故・故障車などの路上障害物があった場合の運用上の課題把握を目的としている。

▲隊列走行から梯団走行に移った第一段階の走行状況。(出所:NEXCO中日本)
現在は、除雪車の梯団走行により複数車線の除雪作業を行っているが、高齢化や労働人口減少に対応するため、運転作業の少人化・省力化を実現させるため、除雪車の梯団走行の自動運転化の開発を進めている。
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