イベント日本物流団体連合会は1日、物流業界に興味のある大学生を対象とした「物流業界研究Webセミナー」を6月と7月に3回実施し、550人の学生が参加したと発表した。
同連合会では2014年より、就職活動を間近に控える学生を対象に、物流業の社会的重要性や先進性などに対する理解を深め、業界の魅力を感じてもらおうと、毎年夏に「物流業界インターンシップ」を開催してきた。しかし、昨年度から国のインターンシップの定義や考え方が変更されたことから、ことしから内容を一新し、タイトルも変更した。
「物流業界研究Webセミナー」はオンライン形式で、第1回を6月19日に会員企業27社と共同で開催。162人の学生が参加した。その後、7月4日と20日にも開催し、3回の合計で参加者は企業34社、学生550人にのぼり、昨年のインターンシップと比較すると、学生の参加が200人以上増えた。
セミナーでは、連合会事務局の担当者が「物流業界の現状と未来、求める人材像」と題して講演し、業界や各企業の特徴などを紹介した。その後、会員企業による企業説明会が行われ、学生は自由に企業ルームへ入室し、会社の概要や事業内容、インターンシップに関する情報などに熱心に耳を傾けていた。また特別プログラムとして、会員企業の若手社員で構成された「物流いいとこみつけ隊」がトークセッションを行い、物流業界を目指した志望動機や仕事のやりがい、経験談などを披露した。参加者から事前に募集していた質問に答える「ぶっちゃけ質問会」もあり、各企業のリアルな事情を知る機会となった。
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