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関通が持ち株会社に移行し、商号を「KGP」に

2024年8月20日 (火)

ロジスティクス持ち株会社への移行を進めている物流サービスの関通は19日、来年3月1日付で持ち株会社体制に移行し、社名を「KGP」に変更すると発表した。11月に臨時株主総会を開き、持ち株会社化への承認を求める。

同社は今月1日に、物流サービス事業の継承会社となる100%子会社の「関通分割準備会社」を設立しており、今後、必要な手続きを経たうえで、来年3月1日付で関通は持ち株会社としてKGP(関通グローバルパートナーズ)に商号を変更。関通分割準備会社は関通の商号を引き継ぐ。

KGPは関通のほか、物流センターの設備管理などを手掛ける関通ビジネスサービス、出版物流を展開する関通ネクストロジの100%子会社2社も傘下にし、株式上場を維持。最終的に純粋持ち株会社となることを検討しており、今後の資本提携なども視野に入れている。

関通はことし5月、持ち株会社体制への移行について検討を開始すると発表。7月には役員会で持ち株会社体制への移行が決議されていた。

持ち株会社への移行について同社は、「物流サービス事業への経営責任を明確にしつつ、さらなる成長を促すとともに、機動的な経営判断を可能とすることで、事業環境の変化に柔軟に対応し事業の拡大を進めることが目的」と説明。持ち株会社はグループの経営を統括し、物流事業会社は物流サービスの推進に集中することで、グループのさらなる企業価値向上を目指すとしている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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