ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

関通、ドミナント戦略強化へ物流は東西2社体制に

2025年10月14日 (火)

M&A関通は14日、2026年3月1日に予定している持ち株会社体制への移行に向け、会社分割計画を一部見直すと発表した。新たに「関通物流分割準備会社」(仮称)を設立し、物流事業を関東・関西の2社体制とする。地域ごとの機動力を高め、顧客の需要変動に柔軟に対応できる体制を構築する。

同社は9月に、物流・営業・ITの3事業を分割して完全子会社化する持株会社制への移行を再開していた。今回の見直しでは、関東(埼玉県新座市)と関西(兵庫県尼崎市)の物流拠点をそれぞれ5キロ圏内に集約し、同社が強みとする「ドミナント戦略」を一層強化する。地域の特性を踏まえた事業運営や採用活動を可能にし、意思決定と行動のスピード化を図る狙いだ。

持ち株会社はグループ全体の戦略策定と経営資源の最適配分に専念し、事業会社はそれぞれの分野に特化する。営業会社とIT会社の準備会社は10月中に設立予定で、11月14日に吸収分割契約を締結する見通し。

同社は「分社化により顧客満足度をさらに高め、環境変化に即応できる体制を築く」としている。

関通2Qは増収・最終増益、物流が黒字転換

■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。

※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。

LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com

LOGISTICS TODAYでは、メール会員向けに、朝刊(平日7時)・夕刊(16時)のニュースメールを配信しています。業界の最新動向に加え、物流に関わる方に役立つイベントや注目のサービス情報もお届けします。

ご登録は無料です。確かな情報を、日々の業務にぜひお役立てください。