国内NEXCO東日本、北海道支社は22日、札樽自動車道で発生した逆走事案を受け、8月28日の10時30分から11時30分まで、金山パーキングエリア(上り線:小樽方面)で緊急交通安全キャンペーンを実施すると発表した。
この逆走事案は、8月16日15時ごろ、札樽自動車道上り線で軽自動車が逆走したもの。銭函インターチェンジから入線したのちに、合流部で札幌方面へ反転し、およそ15キロ逆走したところを高速道路交通警察隊によって確保された。運転していたのは80代の男性だったという。
今回の事案を踏まえ、東日本高速道路は逆走防止対策の強化を進めるとともに、高速道路利用者への注意喚起を目的としたキャンペーンを実施する。このキャンペーンでは、逆走事案に対する安全対策の啓発活動が行う。また、逆走車を発見した際の対応方法についての啓発も併せて行われる。
さらに、東日本高速道路では、逆走防止のための対策として、インターチェンジの合流部に大型矢印の路面標示やラバーポールの延伸、高輝度矢印板の設置などを実施しているが、逆走車の発生を完全に防ぐことは難しいとされる。そのため、利用者には逆走車を発見した場合の冷静な対応が求められている。
また、同社は安全運転の啓発を目的とした動画「無くそう 逆走」を公開し、逆走対策に役立つ情報を提供している。
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