ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

日通、内航輸送の取扱コンテナ数9%減少

2013年4月17日 (水)

ロジスティクス日本通運が17日まとめた2012年度の内航海上輸送サービス取扱い実績によると、12フィートコンテナ数は18万7892個で前年度から9%減少した。トレーラ台数は4万2289台で3%増、12フィートコンテナ換算個数は31万4759個で4.5%減となった。

12年3月末の契約期間満了に伴い、関西-北海道航路で運航していたフルコンテナ船「うらが丸」の運航を終了し、翌月から東京-北海道航路の「ひまわり3」を大阪・高松まで延伸、新たに「北海道-東京-関西・四国航路」とした。

これまで4隻で運航していた航路を3隻で統合運航させたことで、12フィートコンテナ個数は1万8583個の減となり、12Fコンテナ換算個数の発送実績は1万4830個減となった。トレーラ台数は前年を1251台上回り、今後もトレーラ化の傾向が続くとの見通しを示した。

航路別では、北海道-東京-関西・四国航路で飲料関係を中心とする生活物資、農産物・紙製品を継続的に取り込んだが、うらが丸の減船で、積載個数は1万4997個減(12F換算で7.2%減)となった。

東京‐九州・瀬戸内航路は、徳山港休止で積載効率が向上、主に飲料・食品関係を取り込んだ結果、前年比167個増(12F換算で0.1%増)となった。

今年度は、北海道-東京-関西・四国航路で4月から、新造RORO船「ひまわり7」を投入し、基幹航路の拡充を図るとともに、低燃費運航・モーダルシフトを推進。東京-九州・瀬戸内航路では、同月から松山寄港を開始した。